『RTX 4050のデスクトップPCってどこで売ってるの?』と探している方へ。 残念ながら、デスクトップ版のRTX 4050という製品は存在しません。 市場にある『RTX 4050』と名のつくものは、すべて『ノートPC専用(Laptop GPU)』です。
ですので、安くワイルズを遊びたいあなたの選択肢は主に以下の2つです。
- 「RTX 4050ノート」を買う(VRAM 6GBの制限あり)
- 20万円出して「RTX 4060デスクトップ」を買う(VRAM 8GBで安心)
『持ち運びたいからノートがいい』という方。ここから先は、RTX 4050ノートを買うにあたって、事前に知っていただきたいことをお話しします。
実測結果:数値を見れば「遊べないこともない」
緋色の森での狩猟中に測定されたものです。以下のデータは、DLSSのフレーム生成(2倍)込みでの数値となっています。
| 画質設定 | 最低 |
|---|---|
| 平均FPS | 54 |
| 最低FPS | 40 |
| VRAM使用量 | 6.0 / 5.8GB ※限界突破 |
| GPU使用率 | 83% |
狩猟中においても30FPSを超えており、60FPSのようにとても快適なわけではないですが、遊べないことはありません。しかし、RTX4050ではどうしようもない欠点があります。
また、VRAM使用量が限界の5.8GBを突破していますが、これに関しても次章で解説します
RTX 4050の致命的な欠点
RTX 4050がワイルズに不向きとされる最大の理由は、パワー不足ではなく「ビデオメモリ(VRAM)の容量不足」です。
最新のAAA級タイトルであるワイルズは、高画質なテクスチャを読み込むために大量のメモリを消費します。推奨スペックでも8GB以上が求められる中、RTX 4050の「6GB」という数値はあまりにもギリギリです。
これが不足するとどうなるか?
- プレイ中に突然ゲームがクラッシュして落ちる(エラー落ち)。
- メモリ不足を回避するため、ゲーム側が勝手に画質を最低まで落とし、ハンターやモンスターの装備が泥のようにボケボケになる。
「FPSが出ているから快適」ではありません。「まともに映像が表示されないリスク」と常に隣り合わせなのが、RTX 4050の現実です。
1.VRAMが限界を突破する理由
通常、グラフィックのデータは「VRAM(グラボ上の超高速メモリ)」に置かれます。 しかし、それが満杯(5.8GB以上)になると、Windowsは「メインメモリ(DDR4/DDR5などの普通のメモリ)」にデータをあふれさせます。
- 表示の意味:
- 6.0GB: ゲームが「これだけデータを使いたい!」と要求している量。
- 5.8GB: グラボが持っている実際の容量(限界値)。
- 差分(0.2GB): メインメモリにはみ出している分。
2. 何がヤバいのか?(速度の差)
「借りれば動くならいいじゃん」と思うかもしれませんが、ここが落とし穴です。 VRAMとメインメモリでは、データの転送速度が桁違いです。
- VRAM(GDDR6): 新幹線くらいの速さ
- メインメモリ(DDR4/5): 自転車くらいの速さ
「はみ出したデータ」を読み込む瞬間、PCは自転車のスピードに合わせるため、ゲームが一瞬止まります。これが「プチフリーズ(スタッター)」の正体です。
VRAMが限界を超えた状態になると、いくらFPSの数値が高くても意味がありません。 新しいエリアに入ったり、モンスターが派手な技を使った瞬間、遅いメモリへのアクセスが発生し、画面が一瞬ガクッと止まります。
これこそが、ベンチマークの平均スコアには表れない「RTX 4050の隠れたストレス」の正体です。
もう一つの欠点:DLSS 頼みの操作遅延
「RTX 40シリーズだから、DLSS(フレーム生成)を使えばヌルヌル動く」という意見もありますが、これには罠があります。
フレーム生成は、AIがごまかしてコマ数を増やす技術です。元々のパワーがないRTX 4050でこれを無理やり使うと、映像は60fpsに見えても、コントローラーの入力に対して反応が遅れる「遅延」が発生します。
モンハンのような一瞬の回避が重要なアクションゲームにおいて、この「操作のモッサリ感」は致命的です。「映像はヌルヌルなのに、攻撃が避けられない」というストレスを抱えることになります。
それでもRTX4050のノートPCを買う方への推奨PC
とにかく予算を抑えるならこれ!(コスパ重視)
HP Victus 15.6インチ 「ゲーミングPC特有のピカピカした見た目が苦手」という人にも最適な、シンプルで落ち着いたデザインが特徴。 今回紹介する中では最安値ですが、中身はしっかりRTX 4050。浮いたお金でモンハンのソフトやコントローラーが買えます。「最初の1台」として失敗しない選択肢です。
大学や職場に「持ち運ぶ」ならこれ(軽さ重視)
こちらは持ち運びを想定して作られたモデルで、 学生さんや、出張先のホテルでもモンハンをしたい社会人に最適。144Hzモニター搭載なので、動きの速いワイルズの狩りもヌルヌル動きます。リュックに入れても肩が死なない、機動力重視のハンターへ。
迷ったらコレ!王道の安心感(バランス重視)
ASUS ゲーミングノート マザーボードなどのPCパーツで世界シェアNo.1を誇るASUSのノートPC。 冷却性能や耐久性に定評があり、長時間の狩りでも安定して動作します。「少し高くても、壊れにくくて長く使えるやつがいい」という堅実派の方におすすめです。



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